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取扱注意書
警告
ボルト類の選定は、使用条件を満足した材質、強度区分、硬度、精度、表面処理等を基準にお選び下さい。
●ボルトを締付ける場合、適切な締付け管理をして下さい。
ボルトの強度、潤滑の有無、被締付け物の強度(限界面圧)、めねじの材質、及び嵌合長さに応じた締付け管理をしないと、緩み、座面陥没・破損の危険性があります。
●大きな振動外力が作用する場合
A) 緩み対策が必要です。ボルトが脱落する恐れがあります。
B) 疲労破壊に対する検討が必要です。疲労破壊については疲労強度を計算しておく必要があります。
●強度区分10.9以上のボルトには十分な防錆対策が必要です。
腐食環境で使用すると遅れ破壊の恐れがあります。
●適切な締付け工具で正しい取付を行ってください。
不適正な工具の使用は、ボルトの締付け不足やボルト、工具の破損だけではなく、人身事故を招く危険性があります。従って、摩耗した工具などの使用はしないで下さい。
●保管時の環境に注意して下さい。
水漏れや湿気等により、錆が発生しないよう、保管・管理してください。遅れ破壊の原因となります。
禁止
◆通常のボルトは本来引張り荷重が作用することを前提としております。
A) せん断力が作用する使用方法は避けて下さい。
B) 曲げ力が作用する使用方法は避けて下さい。いずれも許容応力より大幅に低い値で破損します。
◆強度区分12.9のボルトには電気めっきをしないで下さい。
強度区分10.9に電気メッキをする場合はベーキング(脱水素処理)が必要です。遅れ破壊を避けるためです。
  ◆ボルトは適正な温度範囲で使用して下さい。
JIS規格の機械的性質は常温(15〜25℃)における値です。使用温度が高くなると下降伏点又は0.2%耐力が低下して破断の危険性があります。また、温度が低くなると靭性が低下します。
◆ボルト類には溶接をしないで下さい。
溶接すると機械的性質が劣化して破損したり、冷却後割れる恐れがあります。また、オーステナイト系ステンレス鋼は耐食性が劣化します。
◆ボルトの再使用は避けて下さい。
強度保証ができません。
◆止めねじは、ナット掛け等、引張り荷重が作用する使用方法はしないで下さい。
止めねじが破損し、機械の故障及び人身事故を招く恐れがあります。
◆オーステナイト系ステンレスボルトはあまり高温で使用しないで下さい。
クリープ現象や粒界腐食が発生し、ボルトが破損する恐れがあります。
◆メッキを含め、ボルトの性能が変わるような後加工はしないで下さい。
品質保証ができません。
◆ボルト類は本来の目的である締結用以外の用途には使用しないで下さい。
ハンマーやベール等の代用にすると事故を起こす恐れがあります。
取り付け、取り外しの際、工具をハンマーで強く打ち付けたり、スパナにパイプを挿入して無理に力をかけないで下さい。
ボルトや工具が破損して、人身事故、物損事故を招く恐れがあります。
注意
■ダンボール箱には、人が乗ったり、上に物を乗せたりしないで下さい。
また、崩れやすように積まないで下さい。潰れたり、転倒、落下したりして人身事故、物損事故を招く恐れがあります。